渡部 亮

定価: ¥ 3,990
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発売日: 2003-02
発売元: ダイヤモンド社
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たまには実家に帰って両親に顔を見せてやろうかと思う。しかし、田舎というのは超退屈なのだ。本の2~3冊は持ってかないと間が持たない。今回の帰省では「アングロサクソン・モデルの本質―株主資本主義のカルチャー 貨幣としての株式、法律、言語」を旅の友とすることにした。
JR上野駅から宇都宮線に乗る。幸い、上野発の列車なので席は座り放題だ。さっそく「アングロサクソン・モデルの本質―株主資本主義のカルチャー 貨幣としての株式、法律、言語」を取り出し、本の中に没入するが、馬鹿な子供が私の周囲で嬌声をあげている。いや、嬌声などという生やさしいものではない。
ここは動物園か?と言いたくなるほどの野放しぶりだ。親が見ていない隙に「アングロサクソン・モデルの本質―株主資本主義のカルチャー 貨幣としての株式、法律、言語」の表紙の角で奴らの眉間を思いっきりヒットしてやった。
非常に深い本だと思います。
非常に興味深い本でした。
今日の会社を取り巻くさまざまなもの(ビジネスカルチャー、株式、コーポレートガバナンス、会計、人事等)を大きく英米系と大陸系にわけ、それぞれの特徴を歴史をさかのぼって分析している。分析は非常に深く、示唆に富んでいる。
内容は確かに難しいが、実務家出身の方がかかれているだけあって、堅苦しい印象はない。英米と欧州で対立する概念を体系的にまとめている部分(7次元のジレンマ問題)があり、それを念頭に読み進めていくと理解が進む。
いずれにせよ、早読みするのではなく、ゆっくり読むのをおすすめします。
